March 06
いやいやえん
子供の頃に読んだ本で、どうしても気になる本のうちの一つ。
古本屋さんで探したり、オークションで探したりもしているのだが、なかなか手に入らない。
高い値段を出せば変えるのかもしれないが、そこまでして買おうとは思わない。
だから、図書館でこの本を見つけたときは、とてもうれしかった。
しげるが通っているちゅーりっぷほいくえんには、いくつもの規則がある。
この本では、男の子にありがちな、反抗心がかわいらしく描かれている。
あるときしげるは、お父さんが買って来てくれた赤い自動車を、
女の子の色の自動車なんていらないと言って、拒絶した。
その翌日、お母さんは、しげるを「いやいやえん」に連れて行く。
「いやいやえん」では、しげるのように、「いやだいやだ」と言う子供たちが集まっている。
しげるはそこで、おやつのりんごをもらえない。
何故? と尋ねると、赤いりんごは嫌いなんでしょ? と言われてしまう。
お絵かきの時間に消防車を書きたくても、しげるが使うクレヨンに赤色はない。
何故? と尋ねると、赤は嫌いなんでしょ? と言われてしまう。
しげるは、「いやいやえん」で、自分と同じように反発する子供たちを見て、
人の振り見て我が振り直す子供になる。
あれだけ規則が厳しかったちゅーりっぷほいくえんに戻りたくなってしまうのだった。